出産前から行く機会もなかった舞台観劇、お義母さんが「子どもを預かっててあげるから観に行ってくる?」と言ってくれたのでお言葉に甘えて、歌舞伎『NARUTO-ナルト-』を観に行ってきました。
前回観に行ったワンピースがかなり楽しかったし。しかもナルトなんて歌舞伎の世界観と絶対合うだろから面白くないわけがないと観る前から期待値は高め。
といってもナルトを読んだのは結構昔で。
キャラクターと世界観、話自体は好きなんだけど、後半キャラが成長するにつれ個人的に強さのインフレについていけず、サスケ奪還あたりから戦いが多いし自己中なサスケに腹立つわで後半しんどかった印象の漫画なんだけど。。
今回芝居は1巻から最終巻まで全部、3時間ほどで駆け足でまとめられてました。
話の筋を端折ることもなく、スッキリまとまっててむしろこっちの方が分かりやすかった笑
歌舞伎ならではの和の演出はナルトの世界観にピッタリで。まさに見栄をきるシーンは忍者アクションとマッチしてて爽快でした。
以前WOWOWで観たナルトミュージカルも良く出来てたけど、歌舞伎でやるならこれがなくっちゃ。
歌舞伎お約束の大向こうからの掛け声がなかったのが残念。
前回観劇したワンピース歌舞伎も楽しかったものの世界観とキャスティングはツッコミどころ満載だったので。猿之助のルフィはもはやルフィとは別物だったし^^;
ワンピースの時のゾロとサンジだったお二人が今回ナルトとサスケ役というのも前回よりハマってた様に思います。
特に自来也、綱手、大蛇丸の3忍は歌舞伎の世界にピッタリで、大御所役者の存在感が見事でした。
ロックでド派手なアクションもありつつ歌舞伎の厳かさもあって、久々に贅沢な舞台を観劇できました。
チケット代高かったけど元とれた。楽しかったー。